開発ストーリーSTORY

リペア&バランスの誕生秘話

近年、「ゆらぎ敏感肌」というキーワードが当てはまる女性が増えています。
常に敏感ではなくとも体調やストレス、季節の変わり目によって、肌状態が不安定になってしまう「ゆらぎ敏感肌」は、女性の8割にもなるといわれています。
普段の敏感肌化粧品では、化粧水が浸透しない、保湿が足りない気がする、無香料が多くてスキンケアライフが全然楽しくないと感じていませんか?
そんな、20代、30代の働き盛りの女性にこそ使っていただきたいブランドが「リペア&バランス」です。
市場の生の声をもとに開発された「リペア&バランス」が誕生するまでのストーリーをお届けします。

敏感肌、自称敏感肌のゆらぎ肌へ

敏感肌と一般保湿、
両方にかかっているぼんやりとした層に

敏感肌、自称敏感肌のゆらぎ肌へ

リペア&バランスは、敏感肌と一般保湿、両方にかかっているぼんやりとした層の「自称敏感肌」の方など、自分の肌は敏感肌だと感じている方を対象にしています。もちろん敏感肌の方にもお勧めですが、本当は肌が強いけれど、自分では敏感肌だと思い込んでしまっている方にも、使っていただきたいです。

自称敏感肌の方は、調子のいいときはとても肌の調子がいいですが、一度崩れてしまうと調子が悪くなる傾向があり、常にゆらいでいる状態の方が多いです。一般保湿と敏感肌の間のゆらいだ状態を「ゆらぎ肌」として定義していますが、リペア&バランスは、そんなゆらぎ肌の方に、自信を持ってお勧めできる商品です。

「浸透しない」が悩みの肌に

敏感肌用に一般的ではなかった、
導入液の存在。

「浸透しない」が悩みの肌に

商品のコンセプトは、しわやリフトアップをテーマにしたものではありません。リペア&バランスは、潤いで満たされている肌や、使っているうちに化粧ノリも良くなる、美容医療でやる分野ではない「浸透性」を重視した商品です。全商品アルコール不使用ですが、浸透性が高いのです。

例えば、導入液は、敏感肌用には今まであまり一般的ではありませんでした。しかし、多くの方が、「自分の肌は浸透しない」とおっしゃることが多く、化粧水の浸透を助ける役割として、あえてラインナップに入れました。そのような、自分自身が接客するたびに聞いてきた生の声から、「浸透しない」が悩みの肌に、というコンセプトになりました。

リラクゼーション効果

どこか懐かしくも安心でき、
安堵感を得られる香りに。

リラクゼーション効果

リラクゼーション効果のある香りですが、無香料ですので、自然の香りです。たくさんの植物成分を使用していますが、ポイントは、殺菌、消毒のハーブとして知られる、クローブの香りが最後に来るようにしたことです。クローブは、歯医者さんなどでも使われており、誰しも幼少期から身近にある香りです。クローブが最後に香ることで、どこか懐かしくも安心でき、安堵感を得られるようにしました。

開発のきっかけ

世界で触れた体験・学びこそが
ウェルビーイング化粧品のはじまり

開発のきっかけ

総合文化研究所(※1)の活動で、モンゴル、アフリカなど発展途上国に行く機会があり、そこで体感し、学んだことなどを修士論文のテーマ「ウェルネス、ウェルビーイング、ホリスティックケア」にしたことが始まりでした。

アフリカの研修でタンザニアに行ったとき、アロマティックハーブの精油の工場見学へ足を運んだのですが、クローブ、ユーカリ、レモングラスを伐採し、水蒸気蒸留の原始的な機械で精油を作っている現場を初めて見ました。
そのとき、いろいろな素材に触れました。

帰国後、総合文化研究所から新商品として、時代を読んだ「ウェルビーイング化粧品」を提案し、商品化が決まりました。

※1 異業種企業や大学研究機関、その他学術機関との連携により、化粧品にとどまらず、”美と健康”の分野において新しいビジネスモデルの構築や、お客さまへの新たな価値提供を行っている。

開発の苦労と想い

過酷な敏感肌テストをクリア、
使うたびに愛される化粧品に。

開発の苦労と想い

苦労した点は?

敏感肌テストなど、バックグラウンドとしてたくさんの条件があったため、苦戦しました。皮膚科医に48時間パッチテストを委託しました。先生に商品サンプルを渡し、被験者にテストしてもらうのですが、もし一人でもアレルギーが出た被験者が現れたら、その商品はもう使えない、という過酷なテストを行いました。

他には、原料に含まれるツボクサエキスの原価が非常に高く、原料メーカーとの交渉には苦労しました。

開発にかけた想いは?

敏感肌処方というと、成分を極力減らした無添加、をイメージするかと思いますが、リペア&バランスは視点を変えて処方を組みました。 「ゆらぎ肌」をケアするということから、乾燥と脂性両方に傾く肌に対応でき、肌を落ち着かせられること。また、使用することでリラックスし、 心も落ち着かせられ、それが相乗効果となり効果感を高められる、そんなスキンケアを目指しました。

リペア&バランスは日々使っていただくことで、肌の水分油分バランスを整え、内外環境の変化にも柔軟に対応できる肌に導きます。 使うたびに好きになる、そんな愛される化粧品を目指しました。

担当研究員の想い

毎日のお肌の声が
よろこびの声であるように

担当研究員の想い

最初は女性社員の研究データから「ゆらぎ」を感じている人が多いという着眼点から入りましたが、「敏感肌」というものをどうとらえるのかを皮膚科学的に考え、原点にもどって水分量やバリア機能に着目しました。

また、かゆみや違和感などから、お肌に触れてしまう行為は摩擦を引き起こし、より悪化してしまいます。よって、塗布する際もできるだけ摩擦を考えた処方にしております。

先日、皮膚科専門医の先生とお話しした際も、クリニックでも「ゆらぎ」というキーワードがあてはまる患者さんがいるように思うとおっしゃっており、常に敏感ではなくとも体調やストレスで敏感になってしまう「ゆらぎ」は現代女性の特色であると思います。

リペア&バランスに触れている瞬間、そして香りに包まれている時間、さらにはゆらがず毎日調子のよいお肌を実感できるよう開発に取り組んでまいりました。毎日のお肌の声がよろこびの声であるようにこれからも研究に励んでまいります。